二世帯住宅を建てる？それならタイプ別に特徴を知っておこう！
自分や家族の条件に合った二世帯住宅のタイプを選ぶ！
親子で同じ建物で暮らす二世帯住宅は、社会の少子化による家族間コミュニケーションへの対策や、高齢化での介護問題への取り組みとしても、大いに期待される住まいの型と言えます。ただし一口に二世帯住宅といっても様々なタイプがあるので、それぞれの特徴をよく理解した上で、自分や家族の条件に合ったタイプを選択する必要があります。
大家族での暮らしを望むなら完全同居型！
二世帯住宅を考えている方の中には、親から孫まで完全に日常生活を同じくする、大家族での暮らしを望むケースもあるはずです。そんな方には完全同居型の二世帯住宅をおすすめします。このタイプは玄関からリビングやダイニング、そしてお風呂やトイレといった水まわりに至るまで、ほぼ全て共有する間取りが特徴。両世帯で家事や育児の連携がしやすい、あるいは建築費や光熱費も分担できるので、世帯あたりの負担を軽減できる等、魅力的なメリットがあります。
お互いの暮らしを尊重するなら完全分離型！
二世帯住宅で暮らすといっても、親子ほど離れた年齢であれば、生活への価値観やサイクルが異なるのが通常。同じ建物と敷地の中で生活し始めれば、嫁姑問題を含め、何かとトラブルが起きやすくなるかもしれません。そんな面倒を避けたいなら、最初から完全分離型の二世帯住宅を選ぶべき。このタイプでは同じ建物でありながら、玄関をはじめリビングや個室そして水まわりまで、完全に独立した構造を特徴とします。これならば普段はお互いの生活に干渉せずに、必要な時だけ助け合うライフスタイルが可能になります。
二世帯住宅は、土地代や生活費など経済的に支え合えるのがメリットです。また、一方の世帯が出掛けても、もう一方の世帯が家にいれば防犯にも繋がります。