家族構成とライフプランをしっかり確認

注文住宅で家の中の間取りを決める時に、まず考慮しなくてはいけないポイントは家族構成です。夫婦だけで暮らす場合と子供がいる場合とでは、生活スタイルや必要な部屋数もかなり違う上に、そもそも家を建てるエリアや求める住環境も違います。また、注文住宅を建てる時点の家族構成だけではなく、将来の家族構成を見据えて設計を行うことも重要です。子供は何人欲しいのか、親が歳をとったら同居する予定があるのかといった今後の不確定要素についても家族で方針を確認しておくことで、いざ変化が起きた時にスムーズに対応できる注文住宅を建てられます。そのためには、誰か一人の意見だけを優先させるのではなく、家族全員でライフプランについてしっかりと話し合っておくようにしましょう。

忘れちゃいけない家の外のこと

一方、注文住宅を建てる際には、家の中のことだけではなく、庭や車庫など家の外についてもきちんと決めないといけません。庭については、小さい子供がいるかどうか、庭の手入れが好きかどうかなどがポイントとなるほか、周囲の住宅事情や地域性などから、プライバシーや安全を重視して設計しないといけない場合もあります。車庫については、そもそも車を所有するか否かはもちろんのこと、所有する車の台数、必要な駐車スペース、オープンスペースやガレージといった車庫のタイプなどを検討する必要があるでしょう。また、敷地の広さや費用に限りがあり、庭か車庫のどちらかを優先しないといけない場合には、ガレージの屋根をテラスとして利用する方法も人気です。テラスでは、子供を遊ばせたり、ガーデニングや家庭菜園を楽しむこともできるので、庭の代わりとしての役割を十分に果たすことができるでしょう。

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