本末転倒…!?賃貸選びにまつわる手痛い失敗談
家賃の安さを追い求めたら
賃貸選びで家賃の安さを重視する人は少なくないでしょう。できるだけお得に暮らしたいという気持ちはよくわかります、ですが、そこに固執しすぎて失敗するケースも見受けられます。家賃の安さを取る代わりに、築年数が古い、あるいは駅から遠いなどの条件は泣く泣く受け入れることもあるはずです。ただ、全てのケースとは言えないまでも、ここに落とし穴があるかもしれません。築年数が古いと、冬に隙間風が入ったり、断熱性が悪いケースがあります。そうなると暖房器具で部屋を暖めても長く続かないので電気代がかさみかねません。あるいは、駅まで徒歩で移動しようと考えても、仕事の繁忙期には、疲れのせいでバスやタクシーを使ってしまい移動費が上乗せされることもありえます。家賃が浮いたはずなのに、別の費用負担で結局プラマイゼロになっては元も子もありません。部屋の作りがしっかりしているか、徒歩での移動を本当に続けられるかはきちんと考えておくべきです。
駅近ならどこでも便利かと思ったら
駅近は今も昔も人気条件です。「時は金なり」と言うように、貴重な時間を無駄にしないことにもつながりますからね。ただ、だからと言って駅近ならどこでもいいかといえばそうではありません。通勤や通学、買い物など、自分がよくいくエリアへの移動時間がトータルでどれだけかかるのかは事前にチェックしておくことが肝要です。というのも、自宅の最寄り駅には数分で着いても、そこから目的地に着くまでに何度も乗り換えが必要だったり、乗り換え路線同士の接続が悪かったりなどの場合もあるからです。ここを考慮しないと、駅まで10分以上歩いていた物件からのほうが目的地まで早く着くという本末転倒な結果にもなりかねません。
室蘭の賃貸物件は、市の東側に位置する町の駅周辺に多くあります。最寄り駅まで徒歩約5分以内という立地にある、単身者向けの物件が主です。